診療案内
当院は予約制となっております。お電話にてご予約を行った上で、ご来院ください。 診療時間内に電話でのご予約を受け付けております。空きがあれば当日の予約も可能です。
初診の方はお時間を要しますので、時間に余裕をもってご予約ください。
初診の方は下記のものをご持参ください。
- ●健康保険証
- ●紹介状 …病状把握のため、紹介状があればご持参下さい
- ●おくすり手帳もしくは服用中のお薬
当院では、初診のご予約日の2日前に、こちらからご予約確認のお電話をさせていただいております。もしお電話が繋がらなかった場合には、お手数ではございますが折り返しのお電話をお願いいたします。
最終のご予約の確認が出来なかった場合には、大変申し訳ございませんが、このお日にちのご予約は一旦キャンセルとさせていただいております。改めてご予約のお電話をいただければ、またお日にちのご案内をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
当院では現在ご予約のお電話が非常に多く、出来るだけたくさんの方にご相談いただくお時間を確保したいと考えております。そのため、ご予約の確認のお電話をさせていただくことになっております。ご理解のほどお願い申し上げます。
初めての予約の取り方
1.ご予約はお電話でお願いします
お電話が苦手な方もおられると思いますが、間違いを少なくして対応させていただくため、ご予約やお問合せはお電話でお願いしております。 当クリニックのスタッフが、丁寧に対応させていただきます。≪ご予約・お問合せの電話は≫ TEL.06-6115-7030
体調や都合が悪く、状況が変わられた場合、ご予約をキャンセルしていただいて結構ですが、必ず事前にご連絡を下さい。予約時間に大きく遅れそうな場合も必ずお電話をお願いいたします。
2.予約時間の少し前に受付へ
予約日になったら,余裕をもって当クリニックの受付にお越しください。予約を確認させていただき,簡単な受付票、問診票とアンケート形式の心理検査にご記入いただきます。・初めて受診される場合には必ず健康保険証が必要ですので忘れずにお持ち下さい。
再診の方も毎月ご持参ください。
・患者さんの状態や診療内容によって順番が前後する場合もありますので、ご了承ください。
・自立支援医療を受けている方は、受給者証と印鑑(シャチハタ不可)をご持参ください。
・当院は院外処方になります。処方せんを発行いたしますので、お近くの処方せん受付薬局にてお薬をお受けください。処方せんの有効期限は発行日を含めて4日間ですので、お忘れなくお受け取りください。
・ご本人の受診が難しい場合はご家族の方のみでのご相談も受け付けています。
ドクターへ
言い忘れたことが
あった場合
当院では受付に「ドクターへのメッセージ用紙」を設置しています。 診察の時に聞きたいことがあったけど、忘れてしまった、うまく話せなかったという患者様は多いと思います。帰りの会計待ちの間などにこの用紙に言い忘れていたことや気になることを書いて受付に渡してくだされば、きちんと拝見し、次回受診時に生かせればと思います。また、診察までの待ち時間の間に今日の診察で話したいことをメモして診察時に直接渡して頂いても構いません。もちろん心療内科・精神科に初めてお越しの方は、恥ずかしかったり、不安が強く、うまく症状や悩みを話せない方もいらっしゃいます。そういった方もご利用いただけます。
心療内科について
心療内科は主に心身症を扱います。日常生活においてストレスは気付かないうちに溜まり、ストレスと折り合いが取れなくなると身体の健康面に様々な影響が出てくる場合があります。その症状は呼吸器系、消化器系、神経系など、多岐に渡り、日常的な辛い症状にも、ストレスが大きく関係している場合があります。心と身体は決して切り離して考える事はできません。ストレスは誰しもが抱えて生きていかなければなりませんが、ご自身のストレスと正面から向き合い、良いつきあい方を見つけていく事で、より快適な生活を送る事ができます。 当院では、患者様のお話をじっくりと伺い、患者様の視点にたった対応と、医学的な視点でアドバイスやお薬の処方を行います。 どうぞ一人で悩まれず、お気軽にご来院ください。
精神科について
精神科は心の症状、心の病気を扱う科であり精神疾患を専門に扱う科です。不安、抑うつ、不眠、イライラ、幻覚、幻聴、妄想、うつ病、躁うつ病、不安障害、統合失調症等、様々な精神疾患を扱います。当院ではまずはしっかりとお話を伺い、患者様の状況に合わせて薬物療法、心理・精神療法など様々な治療を行っていきます。 また、症状によってはご家族に対するアプローチが重要となる場合もありますが、その場合もご家族を含めてしっかりとサポートしていきますのでご安心ください。
不眠相談について
不眠症とは夜寝つきが悪い、眠りを維持できない、朝早く目が覚める、眠りが浅く十分眠った感じがしないなどの症状が続き、よく眠れないため日中の眠気、注意力の散漫、疲れや種々の体調不良が起こる状態を指します。不眠症タイプも様々ですので、患者様の生活パターン等を把握し、生活習慣の改善、薬物療法等、患者様にとって一番良い治療法を見つけていきます。不眠症かもと感じたらお気軽に当院にご相談ください。
もの忘れ外来について
高齢者社会と言われる現在、認知症の患者さんは増加しています。最近、ご自身でもの忘れが気になる、あるいは、ご家族の中で心配をされている方はおりませんか。最近もの忘れが心配だなという方は認知症だけではなく、年齢に応じた健常である場合や、うつ病のように一見「もの忘れ」のように見えても実は別の病気であるなど様々な場合が考えられますので一度当院を受診されることをお勧めします。
うつ病
うつ病の患者数はここ数年、増加傾向にあります。
うつ病は、脳の神経の伝達が正常に働かなくなる等、脳の異常による病気です。
抑うつ気分になる、意欲が出ない、焦り・不安を感じるといった精神的な症状から睡眠障害、食欲低下・倦怠感といった身体症状もあらわれます。
気分が落ち込む、悲しい気持ちになる、希望を持てない等でお悩みの方はご相談ください。
不眠症
不眠症とは、適切な環境で眠ろうとしているのにも関わらず、不眠が原因で日常生活に支障をきたしている事を指します。
症状としては、寝付きが悪い、夜中に何度も目が覚める、早朝起きてしまう、熟眠したように感じられない等です。
不眠症の主な原因とされるものは、身体の不調、環境の変化、精神的ストレス、心の病気、薬やアルコールと言われていますが、精神疾患の初期段階として見受けられることもあります。
1ヵ月以上症状が続いてしまう場合は専門医の治療を受けることをおすすめします。
全般性不安障害
以前、不安神経症といわれていた病気が、パニック障害と全般性不安障害に分けられました。
パニック障害は突然の発作で起きますが、全般性不安障害は病気の始まりがはっきりしていないというのが特徴です。
心配事、ストレスとの関係性がある場合が多いですが、原因を特定するのが難しい病気です。男性に比べ、女性の方が罹患しやすく、若い女性が多いです。自分の症状に判断ができず、迷われている場合は下記を参考にしてみてはいかがでしょうか。
・疲れやすく集中力が無い
・不眠。熟睡感が無い
・仕事、学業等、多数の出来事について過剰な不安、心配が半年以上継続している
・不安、心配を自分自身でコントロールするのが難しい
パニック障害
きっかけがなく突然、動悸、息苦しさ、めまい、発汗、吐き気等のパニック発作が起こります。
この発作は、多くの場合、20~30分、長くても1時間以内にはおさまりますが、救急で病院を受診し、検査をしても身体的な異常が見受けられないことが特徴です。パニック発作を繰り返すうちに、発作への強い恐怖感、不安感が生まれ、そういった予期不安にさいなまれることもあります。予期不安が原因で、人が集まる場所、過去に発作を起こした場所等を避ける行動をとるようになり、それを「広場恐怖」と言います。
パニック発作、予期不安、広場恐怖はパニック障害の3大症状と言われ、3つの症状は、悪循環となってパニック障害をさらに悪化させ、うつ病を併発することもあります。
ものわすれ(認知症)
認知症は、早期発見・早期治療によって高い治療効果が期待できる病気です。
かかりつけで「認知症」と診断されているが、徘徊、問題行動、気分の変動、食欲不振、幻覚妄想などの症状でお悩みの方や「認知症」かもしれないとお悩みの方、心配されているご家族の方もお気軽にご相談ください。
また、認知症の診断においてMRI等の画像検査を要する場合でも連携している他院に検査依頼しておりますので、ご安心下さい。ご家族が、下記のような行動をされており、お困りの場合はご相談ください。
● 認知症の症状
周囲における出来事を正しく把握することが難しくなります。認知症には、「中核症状」と「行動・心理症状」の二つの症状があります。中核症状とは、脳細胞が障害を受け発生する症状の事を指します。そのような場合、下記のような症状で周囲における出来事が把握・認識できなくなります。
≪中核症状≫
①記憶障害
新しい情報を記憶する事が難しくなります。ついさっき聞いた事・見た事ですら思い出せなくなり、症状が進行するにしたがい以前の記憶すらも失っていきます。
②見当識(けんとうしき)障害※
時間の感覚や今どこにいる等の感覚が低下し、迷子になる・遠くへ歩こうとするといった行動も見られます。症状の進行によっては、家族の生死や自分自身の年齢などの記憶が失われます。
※見当識(けんとうしき)…現在の年月や時間、場所など基本的な状況を把握すること。
③理解・判断力の障害
考える力やスピードが低下、二つ以上の物事が重なると話している相手を聞き分ける事が出来なくなるといった「考え分ける」という事が出来なくなります。また、小さな変化や普段とは違う出来事に遭遇すると混乱します。例として、レジの前や駅の改札で「何をすればいいか」が分からなくなるケースが挙げられます。
④実行機能障害
同じ商品を購入してしまう、同時に料理を作る事が出来ないといった、計画性・変化への柔軟な対応ができなくなります。
⑤感情表現の変化
場の状況を認識できなくなります。そのため、思いがけない感情や反応を示し、周りの人が困惑します。
≪行動・心理症状≫
本人が元から備わっている性格や育った環境、人間関係など様々な要因が絡み合います。うつ状態や妄想といった心理・行動両方の症状です。
( 実際に困っている症状の例 )
◎徘徊:自分の居場所がわからなくなり、迷子になり、自宅に帰宅できないことがあります。
◎食行動異常:食事したことを忘れたり、ティッシュペーパーやペットボトルの蓋等、食べ物ではないものを食べたりすることもあります。
◎拒否・抵抗:食事、入浴、トイレ、薬の服薬等の介助を拒否または抵抗します。
◎幻覚:そこに無いものが見える、いない人の声が聞こえる等の症状が出現します。
◎睡眠障害:睡眠を司る神経等の調整機能が狂うことで、夜眠れなくなったりします。
◎うつ症状:気分が落ち込み、食欲低下、物事への興味が無くなります。
◎妄想:事実ではないことを強く思い込んだりします。(家族が財布を盗んだ等)
◎暴言・暴力:家族、介護者等に、大声で罵ることや、暴力をふるうことがあります。
適応障害
自分の周りの環境(仕事、家庭など)にうまく馴染む事が出来ず、そのストレスによって精神的・身体的に様々な症状が表れます。
ストレスの原因は、個人の事情や、災害等の地域社会を巻き込むような事情など様々です。
ストレスに対する感じ方や耐性も個人によって大きく異なる場合もあり、その影響の度合も様々です。
特に環境が新たに変わった時、うまく馴染む事が出来ずバランスを崩してしまうケースが多いです
統合失調症
統合失調症は、脳の働きの異常で、幻覚、妄想等の症状が起こる病気です。
実際に無いものが有るように感じられる知覚の異常が幻覚です。自分に対する悪口や噂等が聞こえてくる幻聴や嫌がらせをされているといった被害妄想、テレビ等が自分に関する情報を流していると思い込んだりする関係妄想もあります。このような幻覚、妄想は、本人にとっては現実のように感じられている状態ですので、自分で病気が原因だと気づくことが難しいです。 また、人とのコミュニケーションが上手くとれなかったり、周りの目が過度に気になったりしてしまい、心が不安定な状態になってしまうことで、他の精神疾患を併発してしまうこともあります
双極性感情障害(躁うつ病)
うつ状態だけが起こる場合は「うつ病」と言いますが、ある時期にうつ状態とは対極の躁状態が現れ、これらを繰り返す病気です。
多弁になり人の話を聞かなかったり、怒りっぽくなったり、金銭面でのトラブルが増えたりすることが多く、家庭、仕事に重大な支障をきたし、入院が必要となる場合もあります。
強迫性障害(OCD)
強迫性障害とは、日常に不安を感じることが要因ですが、その不安を振り払うために、同じ行動を行ってしまうのが特徴です。具体的な例を挙げると、手洗いを何度も繰り返す、戸締り等を何度も確認してしまう等の行動が、習慣的かつエスカレートしてしまい、日常生活に支障をきたしてしまいます。
対人恐怖症・社会不安障害(SAD)
対人恐怖症は、赤面症、表情恐怖症、視線恐怖症等、個々の症例を包括した呼称です。症状も様々ですが、原則的には人前で症状が出ることを恥ずかしく不安に思います。 社交不安障害は、周囲に比べ自分が愚かに見えないか、場違いなのではないか等、他人に辱められることに強い不安を感じ、社交場等で、手足の震え、息苦しさ、動悸、大量の汗をかく等、生活に支障が出る病気です。
自律神経失調症
ストレス等の原因により自律神経である交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、様々な身体的・精神的症状を引き起こすことを指します。
体がだるい、眠れない、疲れがとれない等の全身的症状や、頭痛、動機、息切れ、眩暈、立ちくらみ、下痢、便秘等、症状は様々です。情緒不安定、イライラ、不安感等、精神的症状も現れることもあります。
ADHD(注意欠如多動症)
厚生労働省では「ADHDとは、年齢あるいは発達に不釣り合いな注意力、及び/又は衝動性、多動性を特徴とする行動の障害で、社会的な活動や学業の機能に支障をきたすものである。また、7歳以前に現れ、その状態が継続し、中枢神経系に何らかの要因による機能不全があると推定される。」と定義されています。 ADHDの症状は大きく3つあります。 下記のような症状でお悩みの方は受診をおすすめいたします。
◎不注意•話を最後まで聞くことが難しい
・気が散漫
・物を紛失する、忘れ物をすることが多い
・何かを最後まで取り組むことが難しい 等
◎多動性•座っていられない
・周囲の状況を考えずに話す(空気を読めない)
・落ち着きがない
・ふさわしくない場所で走り回ったりする 等
◎衝動性•順番を待てない
・唐突に思いつきで行動する
・反抗的な態度、攻撃的な行動をとる
・情緒面が不安定 等
大人の発達障害
幼少期又は思春期の頃に気付かず、成人し社会に出ると、周りと意思疎通ができない為、仕事場でのトラブルを引き起こす事が多々あります。
特徴として「書類や資料が散乱して片付けできない」「仕事でのミスが多い」「時間を守れない」「意思疎通を図る事が難しい」「場の空気・雰囲気を読めない」「怒りやすい・キレやすい」といった点が挙げられます。そのため、周囲から孤立し、鬱状態や自宅に引きこもってしまうケースが増えています。
心身症
心身症とは特定の病気のことではなく、心が大きく関与する病気の一群につけられている名称です。
例として、胃潰瘍という病気を煩っている場合、その発症の原因として、職場の環境変化、仕事上の人間関係など挙げられる場合は心身症と考えられます。すなわち病名ではなく身体疾患の病態を説明するひとつの概念です。 それぞれの疾患に応じた症状が現れ、心身症になりやすいタイプとしては、不安、緊張の強い人、感情を表に出さない人が多いようです。
過敏性腸症候群、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、高血圧症、頭痛、じんましん、円形脱毛症なども心身症として認められる疾患になります。
診療時間について
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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9時~12時 | ● | ● | ● | ● | ●※ | |
16時~18時 | ● | ● | ● | |||
18時~19時 | ● |
休診日
水曜日・日曜日※第2、4土曜日は休診日になります受付時間
診療受付時間 | 午前8時45分〜 | 午後15時30分〜 |
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最終受付時間は診察時間内でお願いします。
アクセス
≪住所≫〒558-0004 大阪市住吉区長居東4丁目11番25号701号室(御堂筋線「長居」駅交差点の南西の角のビルの7階です)
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当院には駐車場がございません。近隣のコインパーキングのご利用をお願いします。
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大阪市営バス 「地下鉄長居駅」降りてすぐ大阪市営バス 「長居西二丁目」 徒歩約3分